2007年【 武士道 】

テーマは「甦れ!日本の心」

1899年、日本人として初めて英文で「武士道」を発表し、日本人の倫理観、道徳観の源が「武士道」であることを紹介し、世界的に大反響を巻き起こしました。

現在、親子の絆、兄弟の絆、目上の人を敬う心、地域の人との助け合い等が崩壊してきています。
子供だけでなく大人も含め日本人の道徳観が薄れてきている今日、よさこいを通じて、どこまで表現できるか分かりませんが、もう一度日本人としての道徳観を見直して欲しい事を表現しました。

「日本人の良き心をもう一度目覚めさせたい」という思いを伝えます。

「儀」  ・・・人間の行うべき道筋。利害を捨てて条理に従い人道のために尽くす。
「勇」  ・・・心たけく物事に恐れないこと。
「仁」  ・・・博愛をその内容とし、一切の諸徳を統べる主徳。
「礼」  ・・・社会の秩序を保つための生活規範の総称。
「誠」  ・・・人に対して親切にしてあざむかぬ事。
「名誉」・・・道徳的尊厳、すなわち人格の高さに対する自覚。また、それが他人に尊敬されること。
「忠義」・・・主君や国会に対してまごころを尽くして仕える事。

以上の7つの事柄が、新渡戸稲造の「武士道」をまとめた内容です。
曲に関してもこの7つの文字、内容、7という数字にこだわったものになっています。





作曲:EVENTH WORKS 和泉 陽子

歌:木村 香澄

三味線:福士 洋幹(福士豊勝流民謡三絃、準師範)(第35代青森県手踊り名人位)

大太鼓:西野 一茂(馬花道)

小太鼓:田中 博明(馬花道)

振り:背戸田 勝敏

総合プロデュース・地方車一式 株式会社CAN